株価と金利の関係性を理解しておきましょう
株価には、金利の変動も大きく影響します。
銀行に預金している預金者は、不景気などによって金利が引き下げられると利回りの悪さを嫌気し、資金を株式市場に投資します。
預金するよりも、より儲かる投資先である株式市場に投資する人が増えれば、株価は上がります。
さらに金利が下がれば、預金はしないで、投資や消費にお金を回す人が増えます。
生産量も増え、生産量が増えれば、労働力も必要になるため失業率が下がります。
国民取得も増え、結果、景気は回復に向かうでしょう。金利が下がれば住宅ローンの金利も安くなるため、住宅の需要も増え、銀行の金利も下がります。
金利が下がれば、企業も運営資金を調達しやすくなり、投資も増えていきます。
つまり、株価が上がれば景気が良くなり、株化の値上がり益で儲けた人の消費が増え、株価はさらに上昇するという仕組みです。
金利が上がった場合の株価の動き
金利が上がれば、リスク無く資産を増やすことができる預金が増えます。
預貯金は元本が保証されていますから、資産を増やすことに対してリスクはありませんし、金利が上がればさらに効率よく資産が増えるため投資よりも預貯金を選択する人が増えるでしょう。
そのため、金利が上がれば株価は下がります。
このように株式市場は金利の変動に敏感に反応します。
予測だけでも株価は下降しますし、上昇するほどの敏感さです。例えば、「金利が高くなる」と言う予測だけで、株価は下降してしまうのです。
日本では、長引く不況を打破するための政策として「ゼロ金利政策」をとり、景気の浮場を図っています。
1999年の2月から2000年、一時的に解除しましたが、米国同時多発テロによる不況のため、再び再開しました。